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上智大学短期大学部ソフィア会 祝辞&ジェラルド・バリー賞受賞者コメント

2020年度卒業式にてジェラルド・バリー賞を受賞されました中尾妃夏さんよりコメントをいただきましたのでご紹介します。

卒業という大きな節目において、ジェラルド・バリー賞という名誉ある賞を頂くことができ、大変嬉しく思います。
振り返れば上智大学短期大学部での2年間、私は「自分は将来誰のために何をする人間になりたいのか」について考えていました。そのため、幅広い講義と学内外での活動を大切にしてきました。そしてこうした中で次第に、自分の将来像を見据えるようになりました。このような充実した学生生活を送ることができたのは、多くの方々の支えがあったからです。実際に私は、入学当初から編入学試験に向けて大きくなる不安に押し潰されそうになりながら、課題やテストのための学習と編入学試験に備えた勉強をしていました。そうした時に、先生方や事務センターの方々、周りの学生、家族など多くの方々が声をかけて下さり、安心することができました。
4月からは、上智大学総合人間科学部社会学科へ編入学します。社会的弱者に対する差別や偏見が絶えない状況において、私はこれから獲得する新たな学びを単に社会的地位や物質的な満足感を得るためではなく、「他者のために、他者とともに」生かせる人間になりたいです。
最後になりますが、上智大学短期大学部の益々のご発展と同窓生の皆様のご多幸をお祈りしております。この度は、本当にありがとうございました。

中尾妃夏

 

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