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2019 ルビー祝・銀祝の報告

2019年度 ルビー祝・銀祝 10月26日(土)


2年ぶりにSJ祭で賑わう秦野キャンパスにおいて、卒業40周年をお祝いする5期生のルビー祝、25周年をお祝いする20期生の銀祝の式典を開催しました。
式典に先立ち、上智学院総務担当理事であるサリ神父様、短期大学部准教授のトマス神父様の司式により、聖ヨハンナ聖堂にて卒業生のための記念ミサが執り行われました。
聖マリア寮閉寮のため、聖ヨハンナ聖堂でのミサは最後となりました。


式典では山本学長より祝状授与・祝辞、祝賀会では各期の代表、SJ祭実行委員長、ソフィア会奨学生2名からのあいさつもありました。
卒業生の皆さんは和やかに再会を楽しんでいらっしゃいました。
祝賀会の最後にはビンゴゲームを行い、参加者のみなさまにこの日の記念になるような景品をお持ち帰りいただきました。
終了後には簡単なキャンパスツアーを希望者の方に実施して、卒業後に完成した2号館の図書館、事務棟などを見学していただきました。


5期生代表 金子 和世
本日、卒業25周年の皆様とともに、5期生の卒業40周年をルビー祝として迎えられましたことに心から感謝しております。
ご準備くださった役員の皆様、ありがとうございました。

私、実は今日、卒業後初めて短大に参りました。昨日の大雨から打って変わってお天気になり、周囲の山々に富士山まで見えて祝福してくれているようで、感激しながら懐かしく40年ぶりのキャンパスに入りました。
バリー学長をはじめ、多くの先生方が既にご帰天されてしまわれましたが、当時優しくそしてとても情熱的に授業をしてくださったことが思い出され、今日お目にかかれないのは残念ですが、さきほどのミサの中で感謝をこめて祈りを捧げさせていただきました。

ふりかえりますと、40年はあっという間でした。私たちは、昭和に生まれ育ち、若さあふれる20代を過ごして、30代からの平成の30年間は皆それぞれにいろいろな変化に富んだ人生の一時期でありまして、今年令和元年にルビー祝を迎えたことは、偶然ではありますが、これからの人生のスタートの記念となりえたと思います。そして、40年前に大人として、社会に出ていく前に秦野キャンパスで自然に囲まれてのびやかに学べた2年間は、本当に貴重な時間でした。
ご指導いただきました先生方には、改めて感謝申し上げます。

卒業して40年、最初の30年間は上智短大通信が私にとって唯一の短大とのつながりでしたが、当時のスキー部のメンバーからクラブの同期で年に一回集まっていると数年前に声をかけていただき、新たに短大の仲間とのつながりを持つことが出来ました。年に一度は、顔をあわせ、またSNSを通じて近況を話し合ったりしています。嬉しいことや、或いはつらいことであっても、お互いに分かち合い、助け合える同期の仲間がいるというのは、やはり特別だと感謝しています。また、今回、私がご挨拶することになりましたのは、会長の平野さんが、同じ教会の所属で頼まれた次第でして、長いこと教会で顔を合わせていましたのに同窓生、それも同期だったとは全く知りませんでした。同じ教会にいる若いお母様が、この方も同窓生で役員をしてらっしゃいまして、気がついて、数年前に教えてくださり、同じ教会に同窓生が3人もいることがわかりました。
平野さんは永年、会長として同窓会を支えてくださっています。この場をお借りしてお礼を申し上げます。ありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願い致します。また、5期生で長く役員をつとめられていらっしゃる皆様にもお礼申し上げます。このような訳で近年では短大とのつながりを感じることが出来て、有難く思っております。
この40年間、世界も日本も私達個人も、変化し進歩し、変わり行く時代に生きてまいりました。とりわけ、日本では近年未曾有の災害に見舞われてもきました。
同窓生、短大関係者の皆様の中で経験された方がいらしたことと思います。
また、お一人お一人、様々なことを乗り越えてこられたと思います。そして今日、無事にこのように40周年をお祝いできましたことを、心から感謝します。
短大も同じように40年間歩み続け、数年後には創立50周年を迎えられます。
最後に、母校のさらなる発展と、同窓生また先生方のこれからのますますのご活躍と幸せを祈念して、簡単ではございますが、本日のお礼の挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。


 


20期生代表 上野 朋子
学生時代、特に勉強熱心でもなく、クラブ活動に打ち込んだわけでもない私が、ルビー祝の先輩方も大勢いらっしゃる前で、20期生の代表というのは僭越ではございますが、せっかくの機会をいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。
振り返りますと、やはりこれまで私に関わって下さった皆さんへの感謝に尽きます。
先生方が作り上げられたアットホームな雰囲気の中で学生生活を送れたことが、今の自分の基礎になっていると感じます。現在、企業の管理職として働く立場で考えると、先生方のご努力によってあの良い雰囲気が作られていたのだと改めて気づかされます。
それから、何といっても短大で出会った友人たちへの感謝です。彼女たちには、在学中はもちろん、卒業後の25年間何度も助けてもらいました。それぞれに忙しく、細く長い付き合いで直接会う機会は多くありませんが、仕事やプライベートで辛いとき、苦しいとき、楽しいとき、今も様々な場面で私を勇気づけてくれるのは彼女たちです。
最後に私たちの後輩、在学生の皆さんにも感謝したいと思います。十数年前から、キャリアプランニングの授業で年一回後輩たちに講義をさせていただいております。教壇に立って彼女たちの真剣な質問を受けると、少し前を走る先輩として、卒業してから何を考えて生きてきたのかしっかりと振り返り、これからも前進していこうと毎年気持ちを新たにします。
短大のよい伝統が、これからも長く続くこと、今日お集まりの皆様の健康とご多幸をお祈りして、私の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


 

今後の予定

2020年度 総会・ホームカミングのご案内
2020年5月31日(日)オール・ソフィアンズ・フェスティバル(ASF)開催中の四谷キャンパスにて行う予定です。詳細は総会案内のはがきやHPにてご覧ください。
たくさんの卒業生のみなさまとまたお会いできる機会となります。どうぞお誘い合わせの上、参加ください。お待ちしています。



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