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同窓会寄付講座について

同窓会寄付講座キャリアプランニング
「講義内容ご紹介」スタートのお知らせ

本学ソフィア会(同窓会)のご協力を得て、2004年度より同窓生と在学生をつなぐ講座として上智大学短期大学部(当時の上智短期大学)の選択科目として開講されました。本学在校生が先輩である皆様方の多彩なご活躍・ご活動・ご体験にふれてより広い視野で将来の選択を考えられるようになってほしいという願いから、本学英語科長でいらした羽場勝子先生(上智短期大学名誉教授、聖マリア修道女会)が企画されたものです。毎年さまざまな分野で活躍されている同窓生の方々が母校の教壇に立たれ、人生の先輩として在学生に学びや課外活動の意義、ご卒業後の仕事、家庭、社会でのご活動などについてお話くださっています。
今後は定期的にバラエティーに富んだ講師の皆様からその内容や感想をソフィア会に寄せていただき、アップさせていただきます。

第1回
4期生 田中南欧子さん「同窓会寄付講座の講師となって」
2004年に同窓会寄付講座が始まり、キャリアプランニングの講師として私にもこの貴重な機会をいただきました。私は当時日本青年国際交流機構(IYEO)の会長をしておりました。短大卒業後「東南アジア青年の船」という日本政府主催の国際交流事業に参加し、ASEAN各国と日本の代表の青年たちと東南アジアをにっぽん丸で訪問しながら船内活動やホームステイなど経験しました。
その後30数年間、仕事とは別のライフワークとして若い参加者をサポートしてきました。秦野で後輩の現役短大生にお会いし私の話を聞いていただく楽しい経験は約10年間続きました。船の他にもある国際交流事業について紹介したり、授業には数年前に参加したばかりの若い既参加者の方にも来てもらい経験を話してもらいました。そして数年前に上智大学短期大学部通信を見てびっくり!私の授業を受講された学生のお一人が日本と韓国の親善交流事業に参加されました。そしてその経験をこの通信に書いていただいたので大変嬉しく思いました。改めてこのご縁を作っていただいた同窓会に感謝申し上げます。



同窓会(ソフィア会)寄付講座「キャリアプランニング」
同窓生の皆さまを講師にお迎えして開講される同窓会寄付講座「キャリアプランニング」は、2004年に開講されました。以来、毎年100人を越える学生が履修する人気講座です。ご卒業後、各方面でご活躍中の同窓生の方々に無料で講師をお引き受けいただき、交通費のみを同窓会が負担しております。

学生たちにとっては、他の授業では得られない社会の状況を先輩にお話していただき、卒業後の進路について貴重なアドバイスをいただける場となっており、授業後も先輩に質問する学生たちが多くいて、秦野駅までの最終バスがでる間際まで教室がにぎわっています。

今年度も、9月から12月までの秋学期の月曜日・木曜日の5限に、同窓生の皆さまを講師にお迎えして開講されます。その内容を一部ご紹介しましょう。

「企業の代表取締役として-業界翻訳の難しさ」「児童英語教材と英語教育」「ジャーナリストとしての活動」「銀行で役職者として働く」「弁護士の職務」「国際交流機関の仕事」「映画プロデューサーの仕事」「大学で教える」「世界のストリート・チルドレンの教育」「通訳ガイド・法廷通訳から日本語教師へ」「社会福祉士の仕事」「放送・ファッション業界からリフレクソロジストへ」「大学職員として働く」「マーケティング会社の仕事」「児童英語を教える」「アナウンサーの仕事」「呉服屋のおかみとして-着物とマナーの大切さ」「大学の英語講師として」「聖マリア修道女会のシスターとしての活動」などです。

驚くほど多様なキャリアを持ち、様々な社会活動に携わる先輩たちのなまの声に、学生たちは毎回惹きつけられています。今年度の授業コーディネータは、同窓生であり聖マリア会のシスターでもある岩崎明子先生です。

なお、講師の自薦・他薦につきましては同窓会ではなく、上智短大の同窓会寄付講座コーディネータあてに郵便でお寄せいただければと思いますが、学生の進路や社会状況などを考慮し、全体の構成も勘案した上で、短大教授会審議を経て決定しておりますので、お申し出があっても必ずしもお願いできない場合もあります。どうぞご了承下さい。

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