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ミシガン便り

「え、映画?」

ある日息子(小6)に、いつも行っている室内野球練習場のコーチが言った。
「明日、映画のオーディションがあるから受けてみないか?」

野球の映画だそうだ。 たまたま夫が連れて行かれる日だったので、行ってきたらしい。息子はといえば、いつもの野球のTRYOUTに行ったときと同じ、ただ楽しく皆の前でプレーしたらしい。

その晩、夫が小さな声でわたしに言った。「どうも選考されるらしい。そうすると8月中、一日8時間の拘束になるらしいけれどどう思う?」
どう思うってそりゃ、大変そう。いい経験になりそうだけれど、スタントで2,3日ってくらいがいいような...(笑)。
まあ、ほんとに採用されるのか、わかってから考えようってその晩は寝た。

次の日、留守電にメッセージが入っていた。
お宅の息子さんを映画に使いたい。ご連絡ください。
さらにメールも来ていた。

さあどうしよう。予定より長い野球のシーズンがやっと終わり、ホッとしたところ。 この夏で挽回させないといけない日本語、特に漢字の勉強や、野球の練習に支障が出るのではないか。半ば過ぎから始まる秋野球もある。妹(小4)のバレエの講習会、歯医者のチェックアップなども入っている。誰かにお世話にならないといけない。頼めるだろうか・・・。などなどの懸念が浮かぶ。

さっそく夫が担当者に連絡を取る。どんなスケジュールか、待ち時間が長そうだがその間に本を読んだり勉強したり、スペースがあったら野球の練習をしたりしてもいいか、どこで撮るのか云々。

担当のAimeeは他の子供の親たちからもいっぱい質問が来ていて忙しいだろうにちゃんと答えてくれる。

「どうしたいんだ?」と聞く夫に、息子は「ちょっとやってみたい気もする。やってみようかなあ。」といっていた。やはり興味はあるらしい。すかさず「漢字はちゃんとやるのよ」と釘を刺す母(笑)。

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息子の役は主人公のチームに後から参加するプレーヤー。
なので出勤(!?)日数も他のメインの子供に比べて少ないらしい。
担当の人もちゃんと対応してくれるようだし、まあココはいい経験として参加させてみようかということになった。

知り合いのチームはチーム単位でオーディション(野球のようにTRYOUTと呼ぶようだ)を受け、それはとても強いチームなので、チーム丸ごと対戦相手チームにしようかという話が出ているという。そのチームのママは「興味はあるけど、一日10時間、8月中って言うのはどうもねえ」って言っていた。
相手チームはいくつかあるので、毎日行くわけじゃないだろうと思うが、どこもやっぱり考えることは同じなようだ。
ちなみにそのチームの一人は主役の子供に背格好が似ているため、主役のスタントになるようだ。ブロンドの髪を茶色に染めるって聞いた。主役はカリフォルニアから飛行機で来る。

続く

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