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ソフィア会総会・ルビー祝・銀祝

銀祝を迎えて

18期生代表 堀井真由美(Bクラス 旧姓:柿原)

本日は卒業 40周年のルビー祝、ならびに 25周年の銀祝を、皆様と共に迎えられた事を本当に嬉しく、 誇らしく思っております。
そして、この秦野のキャンパスに戻ってきて、「帰ってきた」 という懐かしい思いで一杯です。同時に、卒業してからもう 25年も過ぎたという事に非常に感慨深いものを感じております。

私たちの卒業アルバムのあとがきに、小説「赤毛のアン」の引用が載せられていました。その文章は「 曲がり角を曲がった先に、何があるのかはわからないの。でも、きっと一番よいものに違いないと思うの。それにはまた、それの素敵な良いところがあると思うわ。その道がどんなふうに延びているかわからないけど・・・」 というものでした。

まず、私にとって、上短に入学できたことは、人生における最良の選択の一つだったように思います。
そして、2年間、上短で同じ時間を過ごした私達ですが、卒業という曲がり角を曲がり、就職したり、進学したり、それぞれの道を歩んできました。

私自身この 25年間を振り返ると、平坦な道だけでなく、険しい道や坂道、凸 凹道もありました。そして今は、卒業の時に考えもしなかった場所にいます。でも、アンの言うように、きっとこれが私にとっての一番よい道だったと思うのです。そしてこの場所へ続く扉を開いてくれたのが、この上短であり、ここで出会った友達です。今振り返っても、上短で皆様や先生方と一緒に笑い合い、ときに、涙を流し過ごした時間は、わずか 2年間とは思えない程濃密で充実した時間でした。そしてここで得た生涯の友と呼べる親友達は、どんなときでも、離れていても、連絡を取り合い、励まし合い、刺激を与えてくれる存在でした。本当にかけがえのない大切な宝物で、心の寄りどころでもあります。そういう親友達、思い出を与えてくれた上短は、私の人生にとって、原点とも言えます。本当に感謝しています。本日ここに集まった皆様にとっても、上短で過ごした時間は、やはり特別なものだったのではないでしょうか?是非、この後のパーティーの席で、同じ時間を過ごした皆様や先生方と、上短時代の思い出話や、卒業後歩んできた道についてゆっくりとお話させて頂ければと思っております。

本日皆様とこの銀祝を喜び合い、人生の原点を振り返って、そしてルビー祝を迎えられた先輩方のようにまた素敵な 40周年を迎えられれば、どれほど嬉しい事かと思います。最後になりましたが、本日このような素晴らしい場を御準備頂きました同窓会役員の皆様、そしてお忙しい中御参加頂きました先生方、本当にありがとうございました。今日参加出来なかった方々も含め、上短卒業生の皆様、先生方、御家族皆様の御多幸をお祈りし、私の御挨拶とさせて頂きます。

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