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澄み切った秋晴れの空の下、なつかしい秦野キャンパスに卒業25周年を迎えた13期生が集い、銀祝をお祝いする記念ミサが聖マリア寮聖堂で行われました。司式は初代学長のバリー神父様と、現在短期大学部で教鞭をとられているトーマス神父様です。13期生在学中のコリンズ元学長からもお祝いのメッセージが届けられました。
聖書の朗読では、旧約聖書の「知恵の書」が読まれました。「わたしは祈った。すると悟りが与えられ、願うと、知恵の霊が訪れた。わたしは知恵を王笏や玉座よりも尊び、知恵に比べれば富も無に等しいと思った。どんな宝石も知恵にまさるとは思わなかった。知恵の前では金も砂粒にすぎず、知恵と比べれば銀も泥に等しい。わたしは健康や容姿の美しさ以上に知恵を愛し、光よりも知恵を選んだ。知恵の輝きは消えることがないからだ。知恵とともにすべての善が、わたしを訪れた。」
私たちの母校、上智について、バリー神父様はこう説明されました。上智の英語表記であるSophiaはギリシア語のΣΟΦΙΑ(最高の叡智)に由来します。私たちはこの短大で人間完成の「最高の知恵」を学んできたのです。キリスト教ヒューマニズムと英語教育を通して、私たちは最高の叡智を求める学生時代を過ごしました。この思いや学生生活を通じての絆は、卒業以来25年たった今も確かなものとして存在するということを、列席されていた13期生に垣間見ることができました。
また、7月に急逝されたハウエル前学長のためにもお祈りが捧げられました。銀祝を迎えられた13期生の皆さま、すべてのソフィアンとそのご家族、そして教職員のために捧げられた銀祝記念ミサとなりました。