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2024年度総会 及び 講演会の報告 5月26日

オール・ソフィアン・フェスティバル(ASF)が開催された四谷キャンパスで、5年振りに対面での総会、及び、1期生 片野順子氏をお迎えしての講演会を実施しました。


1 上智大学短期大学部 ソフィア会総会
○2024年5月26日 13時から 於上智大学12号館502教室
○出席者 卒業生 78名 ソフィア会役員 13名
○次第
 ① 開会(司会)
 ② 2023年度活動報告、2024年度活動方針(会長)
  ⇒ 配布資料(「当日の配布資料」と「決算報告」)とPPによる説明
  ⇒ 補足説明
  ・ソフィア会学生奨学金とバリー賞が2023年度で終了となる点についての説明
  ・短期大学創立50周年式典での感謝状授与とベンチの寄付について写真を示して説明

 ③ 会計報告 監査報告(会計・会計監査)
 ④ 議事(会長)
  ⇒ 配布資料とPPで紹介
  「上智大学短期大学部ソフィア会」の活動について
  1. 上記の会の活動を2026年3月31日までとする。
  (理由)上智大学短期大学部が秦野で存続しなくなるため
  2. 2026年4月1日以降は、これまでの活動内容を縮小した新たな同窓会活動を目指す。
  (理由)終身会費を納入済みの1期生から50期生までの 今後の活動を支援する
  (補足事項)卒業周年行事、卒業生の懇親は引き続き行う
  3. 2.の形態については検討中
  (補足事項)上智学院、上智大学ソフィア会と協議中
  ⇒ 質疑
   ・(1期の方)2026年以降、秦野はどのようになるのか
    (会長)上智学院で検討中で未定。決定次第、HP等でご報告予定。
   ・(50期の方)今後も卒業祝賀行事を続けてほしい
    (会長)卒業生の交流を深めるための活動は継続していきたい
  以上、すべての案件に対して承認された

 ⑤ 役員紹介
  ⇒ 配布資料とPPで紹介
 ⑥ 閉会








 

2 片野順子氏 講演会
・上智短期大学英語科一期生となられる、片野順子氏に講演をしていただく。テーマは、「世界の文化を日本へ 日本の文化を世界へ」。上智短期大学を卒業後、上智大学外国学部英語科に編入。卒業後は学科長秘書を経て、上智短期大学に助手として勤務された。上智短期大学教員時代にイギリス・ランカスター大学短期デイプロマコースに参加し、メディアを専攻。豪日交流基金の奨学生として、オーストラリアにも留学する。
・上智短期大学一期生として入学した当時は、秦野キャンパスで何もかもが新しいものへのチャレンジであり、何をする?どのようにする?どうやって今後つづけていく?と先生方や同級生と皆で模索していった2年間であった。そのような物事に対しての向き合い方は今に続いていると感じている。
・卒業後の多彩なご活躍も披露いただく。

★NHKラジオ基礎英語テキストインタビュアー及び記事執筆
★NHK BS ハロー大使館のコーデイネーター兼ディレクター
★NHK ラジオ第1「あんな国、こんな街」コーデイネーター及び通訳及びコーデイネーター
★NHK放送博物館、NHKスタジオパークにて「世界の言葉でアイラブユー」というトークショーの司会進行を担当
★NHKワールドTOKYOEYE2020大使館編の番組コーディネートならびに出演
★NHK趣味どきっ!「大使夫人のおもてなし」の講師として出演。
★「美しい着物」(婦人画報社)のコーディネート。
★NHKBS日テレ「美味しい大使館シェフの料理」のコーディネート兼通訳。
★ひらがなタイムズ大使館シリーズに執筆。
★これまで、100ケ国以上の大使館を訪問し、雑誌やTV番組を通じて各国の文化を紹介するジャーナリスト。

・世界の言葉でアイラブユーという本を書いたきっかけは、ちょうどイラク戦争の時であり、人間はなせ戦争をするのか?争っている国々の人々は「あなたが好き!」ってどう言うの?わかりあえる方法はないものか?という視線で執筆されたとのこと。
・100か国以上の大使館を訪問して各国の文化を紹介してきた中、大使の方々がお帰りになる際に、日本の良さもプレゼントしていきたい、という想いから、生け花、着物、お茶などの日本文化を紹介して各国との文化交流を進めてきた。立場の違う国の人々でも、一緒にお花やコーラス、和食作りなど日本文化の活動を通して各大使館の人々の心を繋げる、「おもてなしの心」で心が一つになれる、という平和希求への活動は片野先生のライフワークになっている。

秦野キャンパスでの2年間から、そのときどきのつながりを大切にして、子育てに奮闘しながらも何かしたいというエネルギーをキャリアにつなげていかれた片野先生のお話に、大いに感銘を受けた一時間でした。






 

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